【4月26日 AFP】仏パリ有数の観光名所として知られる老舗キャバレー「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」の赤い風車の羽根が25日未明、落下した。運営は、犯罪行為によるものではないとしている。

 風車が落下したのは閉店後の午前1時45分ごろで、けが人はなかった。同店は同日夜も通常通り営業する予定だという。

 現時点で原因は明らかになっていないが、ジャンビクトル・クレリコ(Jean-Victor Clerico)支配人は「犯罪行為」の痕跡はなく「技術的な問題」による事故だとの見方を示した。

 クレリコ氏は「われわれはこの困難を乗り越える」「ムーラン・ルージュには135年の歴史があり、あらゆることを経験してきた」と語った。(c)AFP/Marine DO-VALE