【4月26日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は25日、女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は2-6、6-4、5-7で大会第15シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)に敗れた。

 大坂は、第2セットで2度のブレークダウンから巻き返して試合を最終セットにまで待ちこんだが、最終的には屈した。

 前週のオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(Open Capfinances Rouen Metropole 2024)で、2022年の全仏オープン(French Open 2022)以来となるクレーコートでの公式戦で敗れていた大坂は、今大会の初戦で約2年ぶりとなるクレーコートでの白星を挙げていた。

 試合後に大坂は、「うれしいとは言いたくないけれど、反撃できてよかった。(前週の)フランスでの試合とは大きく違うから、あの試合から学べてうれしいけれど、負けたのはもちろん残念」と述べた。

「正直なところ、スライディングの部分ではなくてタッチの部分(が問題)。ボールはとらえられている気がするけれど、プレースメントがあまり良くなかった」

 第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-4で王曦雨(Wang Xiyu、中国)を退け、初優勝を目指す中で3回戦へ駒を進めた。全仏では3度の優勝を飾っているシフィオンテクだが、欧州クレーコートの主要大会では唯一マドリード・オープンでの優勝はなく、昨年も準優勝に終わっている。

 また、第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)はアランチャ・ラス(Arantxa Rus、オランダ)に6-0、6-0の圧勝を飾った。(c)AFP