【3月28日 AFP】フィリピンのフェルディナンド・マルコス(Ferdinand Marcos)大統領は28日声明を発表し、南シナ海(South China Sea)で中国海警局の船に放水砲を浴びて補給船が損傷したり海軍の兵士が負傷したりしたのを受け、「沈黙するつもりはない」とし、対抗措置を講じる考えを示した。

 マルコス氏は「いかなる国とも紛争に持ち込む考えはないが、われわれは沈黙したり、屈服・服従したりするつもりはない」と述べた。

 フィリピンの補給船は23日、中国海警局の船から放水砲を浴び、深刻な損害を受けた。また海軍の兵士3人が負傷した。(c)AFP