【8月3日 AFP】サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)は2日、グループFの試合が行われ、初出場のパナマはフランスと対戦し、開始2分にマルタ・コックス(Marta Cox)が直接FKで同国史上初となるW杯での得点を決めた。

 コックスは、約27メートルの距離から今大会のベストゴールにもなりうる鮮やかなFKを突き刺すと涙を流して喜び、チームメートにもみくちゃにされた。

 パナマは後半にも2点を加えたが、最終的には3-6で敗戦。3連敗でグループリーグ敗退が決まったが、諦めない姿勢と派手なゴールセレブレーションでシドニー・フットボールスタジアム(Sydney Football Stadium)に詰めかけた4万人の観客の心をつかんだ。

 チームを率いるナチョ・キンタナ(Nacho Quintana)監督も「目標はドローをもぎ取ることだったが、4年後は今より強くなって戻ってくるということをゴールで示せた」と手応えを口にし、「未来は明るい」と前を見据えていた。(c)AFP