【5月10日 AFP】女子テニスでツアー4勝を誇る32歳のカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)が現役を引退したと、イタリアテニス連盟(FITP)が8日に発表した。

 ジョルジが最後にプレーしたのは、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)にストレートで敗れた3月のマイアミ・オープン(Miami Open 2024)2回戦となっている。

 これまで引退に関して本人から発表はないが、FITPはジョルジが「テニスに別れを告げた」との短いコメントを出した。それに先立ち、テニスの不正監視団体ITIAも7日、同選手を引退した選手のリストに加えていた。

 ジョルジは2021年にWTA 1000のナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2021)でも優勝を経験した。世界ランキングでは、2018年に自己最高の26位に到達した。

 四大大会(グランドスラム)での最高成績は、2018年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)で記録したベスト8で、21年の東京五輪でも準々決勝まで勝ち上がった。(c)AFP