【5月9日 AFP】イスラエルは9日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)南部ラファ(Rafah)への攻撃を続けた。米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は前日、イスラエルがラファに地上侵攻した場合、兵器の供給を停止すると警告していた。

 AFP記者によると、9日早朝にもラファには多数の砲撃があった。イスラエル軍は同日、ガザ地区中部でもイスラム組織ハマス(Hamas)の拠点を攻撃したと発表した。

 バイデン氏は8日、米CNNとのインタビューで、イスラエルがラファへの地上侵攻を決行すれば、米国製兵器の提供を停止すると警告した。

 このバイデン氏の警告について、イスラエルのギラド・エルダン(Gilad Erdan)国連大使は、「開戦時からバイデン氏には感謝しているが、そうした発言は受け入れ難く、極めて残念だ」と述べた。(c)AFP