【5月9日 AFP】23-24NBAは8日、イースタンカンファレンスのプレーオフ準決勝(7回戦制)が行われ、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)が130-121でインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)を下し、成績を2勝0敗とした。

 ニックスは大黒柱のジェイレン・ブランソン(Jalen Brunson)が第1クオーターに足を負傷し、前半の残りはプレーしなかったが、後半開始から試合に復帰してチームの逆転勝利に貢献した。

 ペイサーズはブランソンが不在の隙を突き、前半を10点リードで折り返すと、第3クオーター序盤には点差を12点まで広げたが、ブランソンが戻ってきたニックスは後半から圧巻の逆襲を披露。第3クオーターを36-18として99-91で第4クオーターを迎え、そのまま逃げ切った。

 ブランソンは最終的に29得点、5アシストを挙げた。ニックスでは他にダンテ・ディヴィンチェンゾ(Donte DiVincenzo)とOG・アヌノビー(O.G. Anunoby)がそれぞれ28得点、ジョシュ・ハート(Josh Hart)が19得点、15リバウンドを記録。さらにアイザイア・ハーテンシュタイン(Isaiah Hartenstein )が守備で大きく貢献し、12リバウンド、8アシスト、14得点をマークした。

 勝利したニックスだが、すでにジュリアス・ランドル(Julius Randle)やミッチェル・ロビンソン(Mitchell Robinson)、ボヤン・ボグダノビッチ(Bojan Bogdanovic)といった主力をけがで欠いている中で、この日はブランソンの他にアヌノビーもハムストリングの問題で第3クオーターで試合を後にした。(c)AFP