【5月8日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)が8日発表した2024年3月期決算は、純利益が約4兆9400億円、売上高が約45兆1000億円といずれも過去最高を更新した。

 同社は好業績の背景として円安など為替要因のほか、ハイブリッド車(HV)を筆頭に販売台数が増加したことを挙げた。

 先月には、23年度のグループ全体の世界販売台数が前年度比5%増の1110万台に達したと発表。セダン「カローラ(Corolla)」とスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」のHVモデルなど、HVが370万台と同31%増加したことが寄与した。

 ただし、25年3月期の業績見通しでは、純利益は3兆5700億円と27.8%の減益になるとの予想を示した。(c)AFP