【5月8日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は7日、23-24シーズンの最優秀守備選手賞に、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のリュディ・ゴベール(Rudy Gobert)を選出した。ゴベールの受賞はNBA史上最多タイの4度目となった。

 これまで、ユタ・ジャズ(Utah Jazz)在籍時の17-18シーズン、18-19シーズン、20-21シーズンに同賞を獲得していたゴベールは、今季NBAトップの守備力を見せたウルブズの中心選手として活躍した。

 72人の投票者から1位票を獲得したゴベールに続いて、最優秀新人の選出されたサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)のビクター・ウェンバンヤマ(Victor Wembanyama)が同19票で2位、マイアミ・ヒート(Miami Heat)のバム・アデバヨ(Bam Adebayo)が同3票で3位に続いた。

 ゴベールは、今季1試合平均14.0得点、12.9リバウンド、2.1ブロック、1.3アシストを記録しており、チームは1試合当たりの失点数がNBA最少、相手チームのシュート成功率も最低に抑えている。

 ゴベールはこれで、デトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)時代のベン・ウォレス(Ben Wallace)や、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)、アトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)所属時に受賞したディケンベ・ムトンボ(Dikembe Mutombo)とともに、最多4度の最優秀守備選手賞受賞で肩を並べている。(c)AFP