【5月7日 AFP】23-24NBAは6日、各地でプレーオフ準決勝(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンス第3シードのミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)は圧倒的な守備力を披露して106-80でデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)を下し、戦績を2勝0敗に伸ばした。

 カール・アンソニー・タウンズ(Karl-Anthony Towns)とアンソニー・エドワーズ(Anthony Edwards)がそれぞれ27得点を記録したウルブズだったが、試合の主役となったのはティップオフ直後からナゲッツを苦しめた守備だった。

 ウルブスは11スティールに加え、12ブロックを記録し、それぞれの数値はナゲッツのほぼ倍だった。またこの日は、チーム守備陣の柱ながらパートナーの出産により欠場となったリュディ・ゴベール(Rudy Gobert)抜きでの戦いだった。

 ウルブズは敵地で2連勝を飾り、リードを持って10日にホームで行われる第3戦を迎える。

 一方、イースタンカンファレンス準決勝では、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)がインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)との初戦を121-117で制した。

 ニックスではジェイレン・ブランソン(Jalen Brunson)が冷静なプレーを披露して、一時9点差を追う展開となった第4クオーターだけで21点を挙げる活躍を見せるなど、43得点、6リバウンド、6アシストを記録した。

 これでプレーオフ4戦連続の40得点以上としたブランソンに加え、ダンテ・ディヴィンチェンゾ(Donte DiVincenzo)が25点を決めると、さらにジョシュ・ハート(Josh Hart)は24得点、13リバウンド、8アシスト、3スティール、1ブロックという驚異的なパフォーマンスを披露した。(c)AFP