【5月6日 AFP】5日に行われた24F1第6戦マイアミGP(Miami Grand Prix 2024)決勝で、グランプリ初優勝を飾ったマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が、レースを観戦に訪れていたドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領から、自分が「幸運のお守りになった」とジョークを言われたことを明かした。

 ノリスは、総合3連覇中で今季も年間トップに立つレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を破り、待望の初勝利を手に入れた。

 この日は、今年の米大統領選で共和党の指名が確実視されているトランプ氏が会場に姿を見せ、マクラーレンのガレージを訪れてザック・ブラウン(Zak Brown)代表と面会。レース後にはノリスと言葉を交わした。

 ノリスは「正直に言うと、ガレージでは会わなかった。レース前の準備で忙しかったからね。でもレース後に会いに来て祝福してくれた」と話すと「光栄だよ。彼のような人が時間を取って会いに来て、仕事ぶりにリスペクトを示してくれたんだから」と続けた。

「僕がきょう勝てたから、自分が幸運のお守りになったと言っていた。もっとも、彼が他のレースも見に来るかは分からない」

 さらにノリスは、レース後にトランプ氏からもらった言葉に感謝し、「今週末はたくさんの著名人、すばらしい人がここへ来た。ドナルドはいろいろな意味で大いにリスペクトしなくてはならない人で、そういう人間がこちらの仕事や、仕事に対する姿勢を評価してくれた。そのことには感謝しないといけない。そう、だから素晴らしい瞬間だったよ」とコメントしている。(c)AFP