【5月4日 AFP】23-24NBAは3日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)は114-101でロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)を下し、4勝2敗でウエスタンカンファレンス準決勝に進出した。

 マーベリックスはルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が28得点、7リバウンド、13アシストの活躍を見せたほか、カイリー・アービング(Kyrie Irving)が後半だけで28点を稼ぐなど30得点を挙げ、2019-20、20-21シーズンのプレーオフ1回戦でクリッパーズに敗れたリベンジを果たした。

 一方、クリッパーズはこの試合もカワイ・レナード(Kawhi Leonard)をけがで欠く中で、ポール・ジョージ(Paul George)が18得点、11リバウンド、ジェームズ・ハーデン(James Harden)が16得点、13アシストをマークした。

 マーベリックスは準決勝で、第1シードのオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)と対戦する。サンダーは1回戦でニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)を4勝0敗でスイープした。

 マーベリックスとサンダーのシリーズは、ともにシーズン最優秀選手(MVP)の最終候補に残っているドンチッチとシェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)とのマッチアップが注目される。

 イースタンカンファレンスでは、オーランド・マジック(Orlando Magic)が103-96でクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に勝利し、シリーズ3勝3敗で勝負を最終第7戦に持ち込んだ。

 ドノバン・ミッチェル(Donovan Mitchell)が50得点を挙げたキャバリアーズに対し、マジックは終盤に相手を圧倒。シーソーゲームの展開となる中で、試合時間残り3分39秒でパオロ・バンケロ(Paolo Banchero)が勝ち越しの3ポイントシュートを沈めた。

 バンケロはこの日27得点を記録し、そのうち10点を第4クオーターに入れた。

 第7戦は5日にキャバリアーズのホームで行われる。勝った方が、カンファレンス準決勝でボストン・セルティックス(Boston Celtics)と対戦する。(c)AFP