【5月4日 AFP】ボクシング世界4団体スーパーミドル級タイトルマッチの前日計量が3日、米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)で行われ、統一王者のカネロ(Canelo)ことサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)と、無敗の挑戦者ハイメ・ムンギア(Jaime Munguia、メキシコ)がともにクリアした。

 アルバレスが166.8ポンド(約75.6キロ)、ムンギアは167.4ポンド(約75.9キロ)でパス。壇上では、互いにリスペクトを見せた。

 アルバレスは「調子はかなり良い。全盛期だと感じている。もうどこにもけがはないから、今が最高の状態だ」とし、「土曜(4日)の夜に見せつける。過去最高の状態だ」と自信を示した。

 アルバレスは2022年のドミトリー・ビボル(Dmitry Bivol、ロシア)戦でキャリア2敗目を喫した後、左手を手術した。その後は3連勝を記録しているものの、いずれも判定勝ちでKO勝ちはない。通算成績は60勝(39KO)2敗2分け。同胞との対戦は2017年以来となる。

 一方、通算43勝(34KO)無敗のムンギアは「あしたは自分が世界王者になる」と意気込んだ。(c)AFP/Guillermo BARROS