【5月4日 AFP】男子テニス、世界ランキング3位のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は3日、右前腕の痛みが続いていることを理由に、次週のイタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2024)を欠場すると発表した。

 四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇るアルカラスにとっては、全仏オープン(French Open 2024)の開幕を26日に控える中での今回の打撃となった。

 X(旧ツイッター)への投稿で「マドリード(・オープン<Mutua Madrid Open 2024>)の後、少し痛みを感じ、腕に違和感がある」と明かし、「残念ながらローマ(イタリア国際)ではプレーできなくなった。回復して100パーセント痛みがなくなるよう休養が必要だ」と説明した。

 アルカラスは同じけがでモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)も欠場している。

 3連覇が懸かったマドリード・オープンには出場したが、1日の準々決勝でアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)に6-4、3-6、2-6で敗れ、大会でのマッチ連勝は14でストップ。その前日のヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)との4回戦でも3時間近くプレーしていた。(c)AFP