【5月4日 AFP】山梨県富士河口湖町で、観光客に人気の富士山の撮影スポットに「目隠し」が設置されることになったが、工事が完了する前の3日も、現地には大勢の観光客が訪れた。

 26日にAFPの取材に応じた町の職員によると、同町ではどこからでも富士山が見えるが、この場所はコンビニエンスストアの後ろに富士山が見える点が「とても日本的」だという評判が広まり、主に外国人観光客の間で人気のスポットとなった。


 だがコンビニ周辺はごった返し、集まった観光客は交通標識や警備員による再三の警告を無視。コンビニ近くの歯科医院は無断駐車や、撮影目的で屋根に登られる被害にも遭っている。

 こうしたことから富士河口湖町では目隠しの設置に踏み切った。高さ2.5メートル、幅20メートルほどの黒いネットが張られることになっている。(c)AFP