【5月2日 AFP】23-24NBAは1日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)は118-84でマイアミ・ヒート(Miami Heat)を下し、4勝1敗でウエスタンカンファレンス準決勝進出を決めた。

 トップシードのセルティックスは、昨年のカンファレンス決勝で敗れたヒートを終始圧倒して勝利を飾り、リベンジを果たした。

 ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)とデリック・ホワイト(Derrick White)がともに25得点を挙げてチームをけん引したセルティックスは、負傷したクリスタプス・ポルジンギス(Kristaps Porzingis)の欠場を感じさせなかった。

 第1クオーターに41点を奪ったセルティックスは、18点差で迎えた第2クオーターにその差を22点に広げた。32点差として勝利を決定づけて最終クオーターに突入すると、ジョー・マズーラ(Joe Mazzulla)ヘッドコーチ(HC)にはフロントラインの選手を休養させる余裕もできた。

 セルティックスは準決勝で、第4シードのクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)か第5シードのオーランド・マジック(Orlando Magic)と対戦する。両チームの対戦ではキャバリアーズが3勝2敗で勝ち上がりに王手をかけている。

 一方ウエスタンカンファレンスでは、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)が123‐93でロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)に圧勝し、戦績を3勝2敗とした。

 マーベリックスは前半に10点のリードを奪うと、その後もリードを広げて第4クオーターには一時最大32点差をつけた。

 ルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が35得点、10アシスト、7リバウンド、マキシ・クレバー(Maxi Kleber)が途中出場から15得点を奪ったマーベリックスは、3日に行われる第6戦で準決勝進出を決める可能性がある。(c)AFP