【4月25日 AFP】23-24NBAは24日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が111-101でイースタンカンファレンスのトップシード、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)を下し、シリーズ1勝1敗で並んだ。

 第8シードのヒートはジミー・バトラー(Jimmy Butler)を欠く中、3ポイントシュートで得点を重ね、戦績をタイに戻して27日に本拠地で行われる第3戦に向かうことになった。

 バランスの良い攻撃を見せたヒートは、タイラー・ヒーロー(Tyler Herro)がチーム最多24得点を決めると、先発5人全員が2桁得点を記録した。特にカギになったのは3ポイントシュートで、43本中23本を成功させた。ヒーローは6本、21点を決めたケイレブ・マーティン(Caleb Martin)は5本の3ポイントを沈めた。ヒートは、プレーイントーナメントを経てNBAファイナルにまで進出した、昨シーズンのポストシーズンの再現を狙っている。

 一方のセルティックスは、ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が最多33点、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が28点を記録したが、3ポイントは32本中12本の成功にとどまった。

 ウエスタンカンファレンスの第1シード、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)はセルティックスのような問題を抱えることなく、124-92で第8シードのニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)を下し、戦績を2勝0敗とした。

 第1クオーター序盤からリードを奪ったサンダーは試合の主導権を握り、第2クオーター以降は2桁の得点差を維持し続けると、試合終盤には最大34点差をつけた。94-92という接戦だった初戦とは、打って変わった試合展開となった。

 シェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)が33点、ジェイレン・ウィリアムズ(Jalen Williams)が21点、ルゲンツ・ドート(Luguentz Dort)が4本の3ポイントを決めて15得点を記録した。

 第3戦は27日にニューオーリンズ(New Orleans)で行われる。(c)AFP