【4月25日 AFP】23-24フランス・リーグ1は24日、第29節の延期分が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は4-1でロリアン(FC Lorient)に快勝したが、その後の試合で2位ASモナコ(AS Monaco)も勝利したため、優勝は次節以降に持ち越しとなった。

 PSGはウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)とキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が2点ずつ決めてロリアンを下し、モナコがリール(Lille OSC)と引き分け以下なら優勝が決まる状態となったが、好調モナコもユスフ・フォファナ(Youssouf Fofana)のゴールで4連勝を飾った。

 これで今季は残り4試合で、PSGに追いつく可能性があるのはモナコのみとなっているが、その差は11ポイントと埋まらない可能性が高い。

 PSGは27日の下位ルアーブルAC(Le Havre AC)戦に勝利すれば、自力での優勝が決まる。チームは3冠の可能性も残しており、来月には欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦と、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とのフランス杯(French Cup 2023-24)決勝を控えている。

 モナコはこの勝利で2位を堅持。3位スタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)との勝ち点差を5、4位リールとの差を6に広げ、18-19シーズン以来となる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場の可能性を高めている。(c)AFP