【4月17日 AFP】23-24NBAは16日、各地でプレーオフ進出を決めるプレーイン・トーナメントが行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は110-106でニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)を下し、プレーオフ進出を果たした。

 レブロン・ジェームズ(LeBron James)が23得点、9リバウンド、9アシスト、3スティールの活躍でチームをけん引し、終盤のペリカンズの猛追を振り切った。

 レイカーズは第7シードを獲得し、20日から始まるプレーオフ1回戦で第2シードの昨季王者デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)と対戦する。ナゲッツとは昨季のウエスタンカンファレンス決勝でも顔を合わせ、その時は0勝4敗で完敗した。

 ペリカンズはザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)を中心に第3クオーターで18点差をつけられたところから反撃。終盤にウィリアムソンの得点などで4度同点としたが、ウィリアムソンは残り3分19秒でシュートの着地の際に負傷したとみられ、そのまま試合を後にした。チームはウィリアムソンの退場後も食い下がったが、最後はディアンジェロ・ラッセル(D'Angelo Russell)の3ポイントシュートなどで突き放された。

 チームを率いるウィリー・グリーン(Willie Green)ヘッドコーチ(HC)は、この日40得点、11リバウンド、5アシストを記録したウィリアムソンについて、17日に脚の画像検査を受けると明かした。

 ペリカンズはまだプレーオフ進出の可能性を残しており、19日にはウエスタンカンファレンス第8シードの座を懸けてサクラメント・キングス(Sacramento Kings)と対戦する。

 キングスはステフェン・カリー(Stephen Curry)を擁するゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に118-94で快勝し、ウォリアーズのプレーオフ進出を阻んだ。

 ウォリアーズは16点のビハインドをハーフタイムまでに4点に縮めたが、後半に入り再び突き放され、大敗を喫した。チームを率いるスティーブ・カー(Steve Kerr)HCも「完全に圧倒された」と認め、「序盤のオフェンシブリバウンドが試合の流れを決めた。攻撃の形にさせてもらえなかった」と振り返った。

 カリーは前半わずか5得点と出遅れたところから最終的に22点を決めたが、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)は10本全てシュートを外し、無得点に終わった。

 キングスはキーガン・マレー(Keegan Murray)がチーム最多の32得点を挙げた。ウォリアーズには昨季のプレーオフ1回戦で最終第7戦までもつれた末に敗れていたが、その雪辱を果たしてペリカンズ戦へ流れをつくった。(c)AFP