【4月16日 AFP】米サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ(金門橋、Golden Gate Bridge)で15日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)への攻撃に抗議する親パレスチナデモが行われ、橋は数時間にわたり通行止めとなった。

 空撮映像からは、橋の上下線の片側では車が通行しているのに対し、もう片方は交通が途絶えている様子が確認された。

 この日は米国の他の都市や世界各地でも同様のデモが行われた。呼び掛けたのは「A15アクション(A15 Action)」というグループで、「パレスチナへの連帯」を示すため、各地で一斉に道路の封鎖を試みるよう求めていた。

 金門橋の上では、「ガザのために世界を止めろ」と書かれた横断幕を掲げるデモ参加者の姿が見られた。

 コネティカット州では宇宙関連の工場につながる道がふさがれ、ニューヨークではブルックリン(Brooklyn)橋が一時的に封鎖された。

 カナダ、イタリア、韓国、コロンビア、ベルギーでもデモが企画された。A15はX(旧ツイッター)に、ギリシャ、スペイン、オーストラリアで実施されたデモの画像を投稿した。(c)AFP